ARC SYSTEM WORKS

くにおくん熱血コンプリート ファミコン編

熱血硬派くにおくん

見るだけのケンカはもうあきた。

  • ファミコン発売日:1987.4.17
  • プレイ人数:1~2人(交互プレイ)

熱血高校に通うヒロシは、いつもみんなにいじめられていた。
そんなある日、一人の男が転校してきた。彼の名はくにお!!生まれながらの熱血硬派である。見た目はこわいが、弱いものいじめが大キライな心やさしい男である。
ところがある日ヒロシが何者かに誘拐されてしまったのだ。くにおは、ヒロシを救いだすためたちあがった。

熱血硬派くにおくん

  • 熱血硬派くにおくん
  • 熱血硬派くにおくん
  • キックで敵をやっつけろ!!

  • 熱血硬派くにおくん
  • 熱血硬派くにおくん
  • バイクチェイスシーン

ファミコン版開発者からのお便り

From: 岸本 良久

「熱血硬派くにおくん」はテクノスジャパン初の記念すべきコンシューマ作品です。ファミコン化するまえにアーケード版をリリースしていたのですが当時はシューティングゲーム全盛の時代で人を殴る・蹴るなどのゲームはご法度。任天堂さんに企画を承認していただくまで何度か企画変更して京都まで3回ほど足を運びました。この作品の成功がなければ後の「ダブルドラゴン」シリーズも生まれなかったでしょう。

岸本 良久

熱血高校ドッジボール部

あのくにおくんがドッジボールに挑戦!!

  • ファミコン発売日:1988.7.26
  • プレイ人数:1~4人

くにおくん率いる熱血高校ドッジボールチーム。
彼らは持ち前の根性で今日も特訓に励んでいるのだ。
目指すは、世界一のドッジボールチームだぞ!

熱血高校ドッジボール部

  • 熱血高校ドッジボール部
  • 熱血高校ドッジボール部
  • 遠征試合は日本ステージから始まるぞ!!海外チームもぞくぞくだ!

  • 熱血高校ドッジボール部
  • VSモードでは組合わせは自由。作戦を立ててお友達と対戦だ!!

ファミコン版開発者からのお便り

From: 吉田 晄浩

当時のファミコンはアーケードからの移植が主流でした。プレイ時間を短く回転率を上げるためにプレイヤーを負けさせる難しいだけのゲーム。一般的なそれとは真逆のプレイヤー本位の設計にする。リーダー格が倒れると勝ち目がなくなり、仲間がいる意味がない。毎回違う戦い方で何回も遊べるように、仲間全員に必殺技と何か長所を持たせて存在感を出す。楽しんで攻略ができるように、各チームには極端な戦術と分かりやすい短所を。「打たれ強さ」など独特なステータスでのキャラ設定。顔をすげ替えて身体を共通にするとアクション数が増やせます。顔の違いが分かるように頭を大きくすると頭身が短くなります。そして一人一人に名前を付けました。「三頭身のファミコンくにお」がここから始まりました。

吉田 晄浩

ダウンタウン熱血物語

熱き戦いが始まる…

  • ファミコン発売日:1989.4.25
  • プレイ人数:1~2人

『熱血硬派くにおくん』のストーリーから数ヶ月後の話である。
今まで名も知られていなかった冷峰学園。そこに転校してきた竜一・竜二という兄弟は数ヶ月の間に近くの高校を冷峰学園の支配下にしてしまった。
そのうわさは周囲の高校にみるみる広がっていき竜一・竜二はダブルドラゴン兄弟と呼ばれ恐れられていた。

ダウンタウン熱血物語

  • ダウンタウン熱血物語
  • うるさい奴はパンチで黙らせろ!個性豊かなセリフがいっぱい!!

  • ダウンタウン熱血物語
  • 敵を倒してお金を手に入れよう。商店街でガンガンパワーUPだ!!

ファミコン版開発者からのお便り

From: もけけ関本

この企画は他の企画者から引き継ぎ、吉田さんと2人体制で取り組んだ企画で、「くにおくん」がお買い物をしながら進行する…ということは決まっていました。それを自分たちは「熱血硬派くにおくん」とは違うであろうユーザー層に合わせて新しい「くにおくん」の遊びと世界観を再構築して誕生したゲームです。2人体制での企画というのは本来難しいのですが、この作品では自然と役割分担ができ、吉田さんの斬新な遊びと、自分が担当した世界観設定がうまくマッチしたゲームになったと思います。

もけけ関本

熱血高校ドッジボール部サッカー編

これがとってもびきびきなの★♡

  • ファミコン発売日:1990.5.18
  • プレイ人数:1~2人

こんにちは。熱血高校サッカー部、マネージャーのみさこです。
じつは全国大会を目前にした強化合宿中、サッカー部員全員が食中毒でダウンしちゃったの。そこで思いついたのが、ドッジボール部の代理出場。
だからドッジボール部サッカー編と言うわけなのよ。

熱血高校ドッジボール部サッカー編

  • 熱血高校ドッジボール部サッカー編
  • 熱血高校ドッジボール部サッカー編
  • ドッジボールの練習をしていたくにおにみさこが助けを求めた。

  • 熱血高校ドッジボール部サッカー編
  • 熱血高校ドッジボール部サッカー編
  • くにおのダイビングヘッド・ナッツシュートに、キーパーはびびった。

ファミコン版開発者からのお便り

From: もけけ関本

ヒットした「ドッジボール部」のコンセプトを生かした第2弾は衝撃的な(…でもないけど)サッカーゲームでした。個人的に「熱血高校ハンドボール部」という企画を以前に出してたんですけどね、まあ、そっちはスルーでサッカー編!と…。本企画は自分が担当したものではなく、開発部のリーダーであった「Tさん」が企画・プログラム・親分を担当していましたが、わかり易い簡単な操作で、サッカーの楽しさが生かされているのには、さすが親分!とか思いました。尊敬してます。その他、昔の事なんで色々と忘れてしまいましたが、頻繁にデバッグに駆り出された事だけはよ~~く覚えています。

もけけ関本

ダウンタウン熱血行進曲

熱血シリーズの血を引く変則な格闘運動会!

  • ファミコン発売日:1990.10.12
  • プレイ人数:1~4人

前生徒会長であった『山田』の悪事をお詫びするため、冷峰学園生徒会は、他の学校との運動会をやることを提案した。
その内容はすべて、新生徒会長の『藤堂護』に任されていた。
しかし、藤堂はお詫びするどころか冷峰学園以外の学校をつぶそうとたくらんでいたのだった。

ダウンタウン熱血行進曲

  • ダウンタウン熱血行進曲
  • ダウンタウン熱血行進曲
  • 町内を走り回る競技。屋根の上や水の中、家の中までフィールドになっている。

  • ダウンタウン熱血行進曲
  • ダウンタウン熱血行進曲
  • 4人同時に闘う本格格闘競技。必殺技をガンガン使って相手を吹っ飛ばせ!

ファミコン版開発者からのお便り

From: もけけ関本

「おい関本!運動会を作れや、こら!」…みたいな風味で、上からズビッと命令されて取り掛かった企画です。当初はアーケード版ドッジボールのように「ボス1人+ザコ多人数」というチーム構成で、団体戦的な雰囲気にする予定だったんですが、少人数で1人ひとりに設定を付けて、熱血物語の続編っぽくした方が世界観が盛り上がるんじゃねーの?的に思いついたんで勝手にそっちにしました。まあ、その方が作業が楽だったんでそれで良かったと思ってます。(ガッツポーズ!)

もけけ関本

ダウンタウンスペシャル 時代劇だよ全員集合

時は江戸!ゆくはくに政、渡世人!

  • ファミコン発売日:1991.11.8
  • プレイ人数:1~2人

時は江戸時代……かつては街道一とうたわれた大親分文蔵も敵対する虎蔵一家が妙な悪事に走ってからと言うものは、人の良さもたたってか、めっきりと勢いが無くなって、悪い事は重なるもので流行り病で寝込んでしまう!ここぞとばかりに虎蔵一家の悪行ざんまい!!そこに現れたのが流れ者のくに政!一宿一飯の恩返しとばかにおっとり刀で駆けつけて見ると一人娘のお琴ちゃんに、なぁんとキザないいなずけ!しかも突然に現れた謎の二人組にお琴ちゃんが連れ去られてしまった!

ダウンタウンスペシャル 時代劇だよ全員集合

  • ダウンタウンスペシャル 時代劇だよ全員集合
  • ダウンタウンスペシャル 時代劇だよ全員集合
  • ステージはタイプを変えて10種類。山・海・砂漠・沼地・洞窟。氷など背景も豊富、仕掛けもグ~ンと盛りだくさん!!

  • ダウンタウンスペシャル 時代劇だよ全員集合
  • 敵を倒し、お金をためたらお店に入ろう。めし屋・宿屋・薬屋・思わぬ発見がある万屋などなど、丁半勝負の賭場もある!

ファミコン版開発者からのお便り

From: 吉田 晄浩

顔のすげ替えで詰め込める技数の限界に挑む。そのすべての操作を2つボタンで感覚的に行い、初心者がデタラメ連打で勝利できる。手グセで独自の連続技を繰り出し、持ったり投げたりを組み合わせ、その場の発想で奥深く遊びを作り出せる。必殺技のリアルタイム合成。特殊アイテムや坂道段差フィールドの効果。行き来しやすい箱庭マップ。お買物なしでもステータスを割り振りパワーアップ、必殺技も覚えていく。プレイスタイルがステータスのカスタマイズに繋がる。難易度やルールなどの設定を自由に変更できてゲームが変わる。COMキャラの戦術の多様化。独特なリアクションが隙になり、戦いながら見抜いていく。カセットの中にもう一人プレイヤーがいるような、1Pでも一緒に遊んでいる感覚…などなど。COMだけ操作の観戦モード、4P同時対戦モードもありました。不完全なので隠しコマンドで実装しています。

吉田 晄浩

いけいけ熱血ホッケー部

初登場!熱血高校ホッケー部員!!

  • ファミコン発売日:1992.2.7
  • プレイ人数:1~4人

シナリオにそってインターハイを目指す「シナリオモード」と、友達と最大4人までプレイできる「対戦モード」があるョ。
ゲーム中エキサイトしすぎたり、対戦チームによっては「大乱闘」になったりするの。でもあンまり「あばれる」と退場になっちゃうから気をつけてね★♡

いけいけ熱血ホッケー部

  • いけいけ熱血ホッケー部
  • いけいけ熱血ホッケー部
  • 熱血高校にはホッケー部がありました。だけどとてもよわ~いのです。

  • いけいけ熱血ホッケー部
  • いけいけ熱血ホッケー部
  • 連戦連敗の、ホッケー部は次の対校試合に負けると廃部という大ピンチ!!

ファミコン版開発者からのお便り

From: 甲斐 浩二

テクノスジャパン新潟開発スタッフ達が初めて担当した作品です。最初に開発したゲーム内容はテクノス本社スタッフからNGの評価が出されゲーム内容を見直し作り直しをしました。トータル開発期間は1年程…無事マスタUPし店頭に並んだ時はスタッフ達と喜びを分かち合いました~、懐かしい。

甲斐 浩二

びっくり熱血新記録

金メダルをたくさん集めて優勝を目指すのだ!!

  • ファミコン発売日:1992.6.26
  • プレイ人数:1~4人(交互プレイ)

運動会で他の学校をつぶそうとした藤堂護の計画は、失敗に終わった。参加した学校の人並み外れたパワーを、計算に入れてなかったのだ。
藤堂はあまり悔しいと思わなかったが、失敗するのが嫌いな彼は、もう一度計画を練り直し完全な成功を手に入れようともくろんだ。
藤堂「ううむ、だがこの計画を実行するには、ボクの貯金すべてを使っても足りん……ムム」と考え、父・晃之助に泣き落とし作戦をしかけたのであった……。

びっくり熱血新記録

  • びっくり熱血新記録
  • びっくり熱血新記録
  • なっ!なんと、棒高跳びをアレンジした命がけの競技!ビルの屋上から隣のビルに飛び移れ!落ちると痛いぞ~。

  • びっくり熱血新記録
  • びっくり熱血新記録
  • こいつはちょっと普通の水泳とは違うぞ!ライバル選手を妨害してプールの底に沈めちゃえ。溺れるか勝つか!2つに1つだ!

ファミコン版開発者からのお便り

From: 甲斐 浩二

バルセロナ-オリンピックが開催されるタイミングで企画商品化が決まり、他社からもオリンピック・ゲームがリリースされるだろう、そのなか他社製品とは強く差別化されたゲームにする事を大事にしていました。その後の『くにおゲームのはちゃめちゃ感』の走りになったのかも。。

甲斐 浩二

熱血格闘伝説

仲間と一緒に手を合わせ強敵をなぎ倒せ!!

  • ファミコン発売日:1992.12.23
  • プレイ人数:1~4人

この「熱血格闘伝説」は、主人公キャラが「くにお」や「りき」ではなく君自身なんだ。
ゲームモードは、ストーリーにそって闘いを進めていく「ストーリーモード」と最高4人でどたばたと闘い合う「バトルモード」の2種類のモードがあるぞ!

熱血格闘伝説

  • 熱血格闘伝説
  • 熱血格闘伝説
  • 今回は君が入力した項目の内容によってキャラクターの強さがきまってくるから、間違えず入力してね!

  • 熱血格闘伝説
  • 熱血格闘伝説
  • さあ、こんな奴らに負けてられない。頑張って優勝を目指すんだ!君達もガンガン勝ち進んで行こう。

ファミコン版開発者からのお便り

From: 甲斐 浩二

当時、上位ゲーム機種で格闘ゲームが大人気になっている中、ファミコンのドット絵「くにお」キャラ達を温存した『はちゃめちゃ格闘ゲーム』にしてやろうと、スタッフ達みんな『遊びながら』まじめに開発した玩具のようなゲームだったような気がします。

甲斐 浩二

くにおくんの熱血サッカーリーグ

がんば~!熱血FC!!

  • ファミコン発売日:1993.4.23
  • プレイ人数:1~4人

こんにちは。熱血高校サッカー部・マネージャーの「みさこ」です。おひさしぶり~。
ついに「熱血サッカーリーグ」世界一を決定する「テクノスジャパン・カップ」が開催される事になりました。
世界一のサッカー・チームをめざし日本代表「熱血FC」が結成され「くにお」くん達はその出場権をかけた遠征試合に出発する事になったのです。すご~い。

くにおくんの熱血サッカーリーグ

  • くにおくんの熱血サッカーリーグ
  • チーム・メイトへ指示だし「キャプテン・プレイ・システム」を一層充実!状況に応じた色々な「指示」や個性的な「返事」が返ってくるぞ!

    「熱血サッカー」ならではのはちゃめちゃ「PK戦」「フリー・キック」もあらたに加わった。おまちどうさま★♡

ファミコン版開発者からのお便り

From: 甲斐 浩二

Jリーグがスタートしサッカーが盛り上がる中、前作となる『ドッチボール部サッカー編』が大味な作りだったので、もっとサッカー技を繰り出す操作感の『遊び』を重視しました。『ヒールリフト』→『ダイビングヘッド』等々…実はこんな事もできるんだ!という発見の多い『ゲーム』なんですよ。

甲斐 浩二

熱血ストリートバスケット

本場でめざせ、全勝優勝!

  • ファミコン発売日:1993.12.22
  • プレイ人数:1~4人

平穏な日々を送っていた「くにお」は「ダウンタウンクイズ」番組に出場、なんと優勝してしまった。そしてその優勝賞品は「アメリカ15日間の旅」!
アメリカでは、「じょにー」や「ごだい」、そして「りき」が待ち構えていた。「りき」の手に握られていたのは、本場アメリカの(すとりーとバスケット大会参加申込書)だった……。

熱血ストリートバスケット

  • 熱血ストリートバスケット
  • 熱血ストリートバスケット
  • 広大なアメリカを所狭しと暴れまわれ!

  • 熱血ストリートバスケット
  • 熱血ストリートバスケット
  • 普通のバスケとちと違う。ルールを把握してゴール!

ファミコン版開発者からのお便り

From: 甲斐 浩二

ファミコン人気が上位機種のゲームソフトに圧されファミコンソフトが下降線となる中、『やんちゃな若者達に人気ある』ストリートバスケを題材にした『はちゃめちゃゲーム』として開発しました。。完成品はもうバスケのゲームという感じはしないボールを持って友達と『じゃれあう』ゲームだったような。。

甲斐 浩二

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